2014年06月13日
空と風と星と詩

家の中に詩集があるだろうか?韓国人は詩が大好きである。同志社大学今出川キャンパスに詩碑がある。尹東柱(ユン・ドンジュ)。現在のソウル延世大学校を卒業後、1942年に日本に留学。同志社大学在学中に治安維持法違反で逮捕される。ハングルで詩を書き、独立思想を鼓吹したというのが罪状だった。福岡刑務所に収監され、1945年2月16日、27歳で獄死した。その詩からは、けっして激情ではない、澄み切った人間の強い意思が伝わってくる。
죽는 날까지 하늘을 우러러 한 점 부끄럼 없기를 잎새에 이는 바람에도 나는 괴로워했다. 별을 노래하는 마음으로 모든죽어 가는 것을 사랑해야지 그리고 나한테 주어진 길을 걸어가야겠다. 오늘 밤에도 별이 바람에 스치운다.
(いのち尽きる日まで天を仰ぎ 一点の恥じることもなきを、木の葉をふるわす風にも わたしは心いためた。星をうたう心で すべての死にゆくものを愛おしまねば そしてわたしに与えられた道を 歩みゆかねば。今夜も星が風に身をさらす。)
Posted by biwap at 06:10
│KOREAへの関心