2015年02月17日
マキノの冬ソナ
近江の国は面白い。湖東・湖西・湖南・湖北とそれぞれの個性があり、季節によってもその表情を変えていく。湖北マキノのメタセコイア並木。ブレークしたのは、「冬のソナタ」の影響。

10年以上前のドラマが、「近くて遠い国」の重苦しい関係を軽々と跳び越えさせた。今どんなに差別と偏見と憎悪が逆流しようと、隣国への友情と信頼を失いたくはない。

1981年、この舗装されていない道路の両側2キロメートルに、「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、約400本のメタセコイアの苗木が植えられた。

1992年、早春。この頃には樹木もずいぶん大きくなり、さらに500メートル約100本が植栽され延伸された。マキノ高原へのアプローチ道として、高原らしい景観を醸し出している。きっといつの日か「近江の軽井沢」に。
Posted by biwap at 07:56
│近江大好き