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2014年11月24日

ついに焼きあがった「土器」

ついに焼きあがった「土器」

ついに焼きあがった「土器」

ついに焼きあがった「土器」

 人類が初めて手にした化学変化の産物・土器。「工業製品のルーツ」ともいえる。土をこねて器の形にし、火で焼き固める。水の漏れない容器は、食料を煮炊きすることを可能にした。それは、食生活において、いや人類の生存において、想像を絶する変化といえる。土をこねるという原初的な作業は、無意識の心性を呼び覚ますものなのかもしれない。などと適当な理屈をつけて、基礎も何もすっ飛ばして作った、やりたい放題の作品たち。子どもの優劣など評価できないのと同じで、出来が悪かろうが良かろうが、皆それなりに「よし」なのである。やはり世の中、出来損ないの存在なんて何一つない。