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2014年03月20日

太田道灌が草津に??

太田道灌が草津に??

太田道灌が草津に??

開発が進む草津市。でも、駅から少し入ると、古い町並みにほっとする。旧東海道草津宿。本陣から立木神社へ歩いていくと、太田酒造の蔵屋敷が趣のある佇まいを見せてくれる。「道灌蔵」。そう、江戸城築城で有名な太田道灌である。この附近は、「政所」と呼ばれ、江戸時代には草津宿の政治的中心であった。太田家は道灌から六代目の孫・太田正長の時に、幕府直々の内命を受け、近江草津に移住した。太田家は、「草津政所」として草津問屋場を預かる一方、いわゆる「隠し目付け」として街道の動静を探っていた。酒造業を始めるのは、江戸時代末期以降のこと。良質の近江米を有効活用するため、酒造りを始めたとか。私はお酒は飲めないが、熟成した文化の香りがここには漂っていた。

太田道灌が草津に??