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2014年02月08日

NHKが危ない

NHKが危ない

 変なコメントより、事実だけの方がマシかと思い、NHKのニュースを見る。最近どうも変だ。「平成・平成」の無意味な連発は相変わらずだが、まるで政府広報番組である。昨年、安倍首相が任命したNHK経営委員。毎日新聞社説から引用する。
 <そのうち哲学者の長谷川三千子氏は、朝日新聞社で1993年に拳銃自殺した右翼団体の元幹部について、昨年10月にこの自殺を礼賛する追悼文を発表していた。メディアに対して暴力で圧力をかけた刑事事件の当事者を称賛していると読める文章だ。憲法が規定する象徴天皇制を否定するような記述も見られる。また、長谷川氏は今年1月に新聞で、少子化対策として女性が家庭で育児に専念し、男性が外で働くのが合理的という内容のコラムを発表して、議論を呼んだ。一方、やはり新しく経営委員になった作家の百田尚樹氏は都知事選で特定候補を応援する街頭演説で、南京大虐殺や真珠湾攻撃、東京裁判などについて持論を展開した。そして、「中国・韓国の顔色を見ながら政治をする人は不必要。彼らは売国奴」と言い、自分が応援する以外の候補を「人間のクズみたいなやつ」と呼んだ。>
 この延長線上に、籾井NHK会長の就任会見での発言がある。NHKは国営放送ではなく、国家の統制から自立した公共放送である。そのために、私たちは受信料を払っている。ガンバレ、NHKの「良識」!