2015年08月29日
実りの秋へ

秋の気配が漂ってきた。稲刈りをするコンバインの後ろをサギが群がる。こぼれ種を食べるのかと思いきや、耕された跡から出てくる虫をついばんでいるようだ。サギは害虫を食べてくれる益鳥。驚いて出て来るバッタを狙っている。なかなか賢い。
県別コメ収穫量ランキングを調べてみた。1新潟県 2北海道 3秋田県 4山形県 5茨城県 6宮城県。北海道などは面積が広いということもある。そこで、農業就業人口100人あたりの収穫量ランキングを出すと。1富山県 2秋田県 3新潟県 4山形県 5石川県 6滋賀県。滋賀県が堂々と登場する。米は暖かいところほどいいと思うのだが、日本海側で生産量が多いのはなぜか。米の品種改良や栽培技術の向上と、昼と夜の気温差が大きいことが稲の生育にはよいらしい。
近江は古来、豊かなコメの生産地であった。再生エネルギーが普及すれば、地域としての自立が進む。豊かな地域社会を作り出すこと。それこそが真の富国であり、安全保障に他ならない。憎しみを背景にした威嚇や軍拡競争はもうおしまいにして、もっと楽しい未来図を描きたいものだ。
Posted by biwap at 06:36
│近江大好き