2015年02月23日
本物と向き合う


世界的な金融都市チューリヒ。その富を象徴するかのように集められた美の傑作。チューリヒ美術館展が神戸市立博物館で開催されている。モネ・ドガといった印象派の巨匠、セザンヌ・ゴッホ・ゴーギャン・ルソーといったポスト印象派・素朴派の画家、ボナールなどのナビ派、ムンクなどの表現主義、マティス・ヴラマンクらのフォーヴィスム、ピカソ・ブラックらのキュビスム、モンドリアン・カンディンスキーらの抽象主義、ダリ・ミロ・キリコ・マグリットらシュルレアリスム、ホドラー・セガンティーニ・ジャコメッティ・クレーらスイスにゆかりの深い芸術家たちの作品も登場。スケッチや習作がほとんどない、まさに「すべてが代表作」といえるラインアップ。印象派からシュルレアリスムまで、さながら「興味本位の西洋美術史」のおさらい。
(http://biwap.shiga-saku.net/c48219.html)

最近の好みは、カンディンスキーやクレーの抽象画。現実を忠実に再現するという呪縛から離れ、色と形がハーモニーを奏でる絵画は本当に素敵だ。難しい顔をせず、心の感じるまま本物と触れ合ってみよう。
Posted by biwap at 08:43
│芸術と人間