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2014年04月05日

「神」天皇の謎を掘れ!

「神」天皇の謎を掘れ!

名前に「神」のつく天皇が、三人いる。神武・崇神・応神。神武は、九州から大和へ攻め上り、樫原宮で初代天皇として即位する。この日・2月11日は、戦前は「紀元節」、戦後は歴史学者の反対を押し切り「建国記念の日」となる。紀元前660年のことだそうだ。神武は、始馭天下之天皇(ハツクニシラススメラミコト=初めて国を治めた天皇)とも呼ばれる。「ミマキイリヒコ」と呼ばれる第10代・崇神は、三輪山麓に遷都。三輪王朝とも呼ばれる。これまた、御肇国天皇(ハツクニシラススメラミコト)の名がある。「イリ」王朝とも呼ばれ、「イリ」の名が気になる。三人目の第15代・応神は九州で生まれ、神武と同様に大和へ入ってくる。応神以降、河内平野に巨大古墳が出現し、河内王朝とも呼ばれる。出土品も、武具・馬具に変化する。日本にはもともと馬はいなかった。古事記・日本書紀の記述の背景には、いったい何があるのだろう?なぜ、いつまでも天皇陵の発掘を許可しないのか、不思議でならない。