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2014年02月16日

「皇帝」と「英雄」、実は「民衆」

「皇帝」と「英雄」、実は「民衆」
「皇帝」と「英雄」という、超豪華な組み合わせ。久しぶりのオーケストラ。「皇帝」は、ナポレオンがウィーンを占領し、ウィーン中が混乱に陥った1809年頃に作曲。「皇帝」という名は、ベートーヴェンがつけたものではない。映画「不滅の恋」でも使われていた第2楽章は、息を呑む様な美しさだ。「英雄」は、フランス革命への共感から作曲されるが、ナポレオンの皇帝即位にベートーヴェンは激怒したと言われる。しかし、これだけ様々な感情が爆発すればスーッとする。これぞ、カタルシス。それにしても、お国はもっと芸術文化の発展に力を注いでほしい。金メダル競争も隣国への敵対心もうんざりだ。落ち着いた品性のある社会がいい。
http://www.youtube.com/watch?v=iXPIUnPkE9w