未来を拓けるか草津川
朝の散歩道、旧草津川河川敷堤防。11月1日から通行止めとなり、日課のスロージョギングは、コース変更を余儀なくされる。工事を横目で見ながら、この先どうなるのかと思う。「草津川跡地利用基本計画」を読んでみた。基本コンセプトは、「ガーデンミュージアム」。自然風植栽による「ナチュラルガーデン」を基調としながら、「ビオガーデン」、「エコ・ファームガーデン」、「エコ・ウェルネスガーデン」、「マルシェガーデン」の4つのガーデンにより構成されるそうだ。横文字が並んで、何やらイメージがわかないが、旧河川をいくつかの区画に分け、それぞれ、特色を持った庭園・広場・公園をつくるらしい。菜園ガーデン、ふれあい牧場、農産物直売所、スポーツ施設、市民活動広場、市民の森、東海道歴史広場、カフェ・レストラン、セレクトショップ、伝統工芸などの体験型施設、レンタサイクルなどが列挙され、少しずつイメージがわいてくる。道路はあくまで歩行者・自転車中心。以前は、平地化して自動車道路を建設するという恐ろしい話があったが、幹線道路としての役割を明確に否定している。こだわりと意地と意思を感じた。川がなくなり、跡地という悲しい名称になってしまったが、「旧草津川」を「私たちの町の誇り」としてよみがえらせてほしい。新しい街づくりと活性化のモデルとなっていくよう、これからの市民参加の事業に期待したい。やはりイラストの方がわかりやすく、イメージを膨らませてくれるようだ。
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